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(1)儲かるMT4のEA(自動売買システム)とは?

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EAって何?

EAという言葉は、『Expert Advisor』の略です。この『Expert Advisor』は、MT4独自のプログラミング言語(mql言語)で書かれた自動売買システムのこと。MT4のチャートソフトにEAを組み込んで自動売買を執行させます。今後、幾度も『EA』という言葉が出てきますが、これをMT4に組み込んで自動売買を行うと覚えておいて下さい。そしてこのEA、プログラミングが得意な方は自分で構築することも可能です。自信がない方は、最近では有償・無償問わず様々なEAをネット上からウンロードすることも可能です。なお、運用パフォーマンスは全てこのEAのトレードロジックに掛かっていますので、EA選びは慎重に行いましょう。本当はもっと専門的な記事を書きたいのですが、焦らず徐々に難易度を上げていくことにします。

どんなEAが良いEA?

ネット上に流通している全てのEAが勝てるEAであれば、苦労はしません。全員が億万長者です。『利益の上がるEA』をしっかりと見極めて、それを選び出す必要があります。選定ポイントがいくつかありますから、それを簡単に見ていきましょう。

トレンド相場?レンジ相場?どちらで利益が出るのか?

EAは、本当に様々な設計コンセプトで構築されています。ざっくりですが、相場は(実際はそんなシンプルではないのですが)トレンド相場、レンジ相場に大別されます。EAも概ね、どちらかにターゲットを絞って組み合わされて作られている事が多いです。ですから、トレンド相場で勝てるEAを、レンジ相場に適用しても勝てません。反対にレンジ相場で勝てるEAを、トレンド相場に適用しても勝てないのです。ですから、自分が使うEAがどちらの相場をメインターゲットにしているのかをしっかりと理解する必要があります。

一つでは勝てない。でも、三本の矢であれば?

このように、相場は大まかにトレンド相場とレンジ相場と相反する側面がありますので、「全相場で勝ち続けるEAを作ることは非常に難しい」という事実も浮かび上がらせています。この場合、得意相場の異なるEAを並行して走らせる。要はポートフォリオを組むのも一つの戦略です。例えばEAの種類を2つ、3つと増やしてみたらどうでしょうか?「A」のEAはトレンド相場に強く、レンジ相場に弱い。「B」のEAはトレンド相場に弱く、レンジ相場に強いという場合、双方を組み合わせることで、不得意相場をお互いに補完させることもできます。利益があがるEAとは?といえば、相場にあったEAを上手く組み合わせることである。ということになるわけですが、その選定が意外と悩ましいのが事実。詳細は、引き続き記事にしていきます。

このEA、本当に使えるかな?

MT4は、EA(自動売買システム)ロジックをダウンロードして、自分で好きに使うことができるのが最大の魅力の一つです。ただ、いざダウンロードしてみたものの、本当に良い結果が生まれるのか?そもそも、公開されていた結果通りにうまくいくのか?そんなことに不安を覚えるのが普通です。EAを公開している側はロジックは分かっていても、使う側はブラックボックス。自分自身が当EAで運用するわけですから、ダウンロードしたものを無条件に信じるのではなく、そのEAが本当に使えるものなのか、自分自身でしっかりと確かめます。まずは、バックテストによる検証です。

MT4であれば、バックテストは簡単

パフォーマンスの検証?まさか、どこでサインがでて、それをひとつずつ、足し算引き算していくの・・・?これでは日が暮れてしまいますから、当然ですがMT4のストラテジー・テスターを使います。検証結果をグラフ表示も可能なので、「どのEAで売買したら期間損益はどうなるのか?」を視覚的に判断することも可能です。その他、ドローダウン値、P/F、平均損益など、システムスペックを評価するのに十分な評価項目が参照できます。EAを使った検証方法なども、今後記事にしていきます。

どのような相場に強いのか?

先程も出てきた、トレンド相場に強いのか?レンジ相場に強いのか?について。この点が明確にわかっていないと、そもそもこのEAのポテンシャルが足りなくて勝てないのか、あるいは非常にしっかりしたものなのに、不得意相場が続いたから勝てないのか?が判断できません。この点を見極めないと、本当は素晴らしいパフォーマンスを叩きだす可能性を秘めたスーパーEAかもしれないのに、ちょっとの期間負けているのを見て、「これは使えない」と諦めてしまう非常に残念な結果が起こりかねません。ですから、どのような相場状況で利益が出て、どのような相場で資金を飛ばすのか、前述の評価項目であった数値データだけではなく、チャート形状と見比べながら損益推移を見ることは大変重要なことなのです。

最大ドローダウンを見る

そしてもう一つのかなめ。それは、最大ドローダウンです。グラフの頂点から一番下ったところの値幅(≒瞬間最大落ち込み幅)がどのくらいだったのか?というもの。これを把握しておくと、どの程度の一時的損失を覚悟しておく必要があるかが分かります。運用開始時はバックテストのシステムスペックに胸が躍り、勝つことばかりを考えるもの。しかしながら、機械がトレードを執行するからといっても、いざEAが不得意相場に遭遇して残高減少を目の当たりにするとメンタルがきつくなり、裁量でトレードをしてみたり、途中でEAを止めてしまったりと、人間の感情で本来の運用パフォーマンス発揮させられないトレーダーが多くいらっしゃいます。
運用の際は、月平均損益と最大ドローダウン値から、負けが込んでも資金がショートしない安全領域での資金管理下で運用をスタートさせることが必須であり、それゆえに最大ドローダウンを知ることは非常に大切なのです。

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